馴染みのあるハローワーク!
ハローワークは国や自治体が運営する転職エージェント?
転職エージェントに似ているけれど…
ハローワークは親しみやすい呼び名として使われていますが、正式名称は「公共職業安定所」と言います。国や自治体が運営している、国民に対して安定した雇用を確保する目的のサービス機関です。転職エージェントに似ている部分もたくさんあります。転職エージェントで転職希望者をサポートしてくれる役割の「コンサルタント」に当たるのが、ハローワークでは「相談員」です。ただし相談員のサポートはそれほど手厚いとは言えません。例えば給与の交渉や待遇アップなど、転職エージェントのコンサルタントは条件交渉を代行してくれますが、ハローワークの相談者はそのようなサービスをしてくれません。国や自治体が運営している非営利団体ですので、それほど熱心に求職者のサポートをする必要がないためです。ハローワークの相談者に転職エージェントのコンサルタントの姿を重ね合わせると、ガッカリすることが多くなりそうです。

無料で求人を掲載
転職エージェントに求人を依頼した場合、転職希望者との契約が決まると成功報酬が発生します。企業は転職エージェントに対して、高額な費用を支払う必要があります。しかしハローワークに求人を掲載する時は、無料で行うことができます。企業側からすればノーリスクで求人を募集できるので利用するメリットが大きいでしょう。ただし求職者目線で言えば、人材を確保するための予算を出さない企業で働くことのメリットはありません。求人にお金を掛けられない体力のない企業、または従業員の質を気にしていない雑な企業の可能性があるからです。社会問題になっているブラック企業が混ざっている可能性もあります。企業からすればメリットの多いハローワークは、求職者、転職希望者にとっては「質の低い企業が混ざっている」可能性が高いサービス機関と見ることもできるのです。
「転職活動」には向かないかも…
ハローワークの正式名称が公共職業安定所という名前のように、基本的には国民が安定して仕事を得るためのサービス機関です。そのため失業者に向けたサービスを念頭に置いています。仕事をしながらさらにより良い環境を目指して、転職活動をしている人をサポートすることを念頭に置いていません。つまりハローワークは転職希望者が利用するサービス機関としては向いていないと言えるでしょう。転職エージェントの担当コンサルタントがしてくれるような転職希望者の負担を減らすようなサポートが期待できません。そのためハローワークを利用しながら転職活動をすると、毎日が忙しすぎるかもしれません。結果的に妥協した転職先で働くことになったり、転職すること自体を諦めてしまう人もいそうです。
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